2009/09/02

油をまぶして、チンしてチップスをつくる

 私がポテトチップス好きなのか、夫がじゃがいも好きでお腹の子が食べたくなるのかはわからないけれど、香ばしいジャガイモを食べてみたくなってしまうのだ。ハッシュドポテトを作ってみたときもあったけれど、私が作った簡単に作れタイプはちょっといまいちだった。こんなときは、チンしてチップスをもう一度ためしてみよう。今度は軽くサラダ油もまぶしてもっとポテトチップスらしくなるか挑戦してみた。
 今度は少し大きめの中ぐらいのジャガイモを選んで、スライサーで慎重にスライスしていく。2回目になると慣れてきて、少しぐらい残ったらもう一度並べてチンすればいいのだと余裕である。2回目につくるときは、ちいさい芋の切れ端ばかりで分量も少ないから短い時間簡単にでできてしまうのだ。
 スライスした芋をキッチンペーパーで水分をふき取り、クレイジーソルトで味付けをする。前回はかなり薄味だったので、もっと強めに味付けをする。そしてサラダ油を少量入れて、全体に丁寧にまぶしていく。
 レンジでキットに並べたジャガイモを加熱をしていくときに、油をつけないで試したときと違うことに気付く。油をまぶしているために、油が膜になって蒸気がなかなか抜けないで、カリっとするのに少し時間がかかるようなのだ。家のレンジの500wで6分加熱したところで、取り出して上下にひっくり返す作業をする。油がついている分、この作業が大変なのだ。でも、その手間をかけることで、レンジ内の蒸気が逃げていきカリっとしたチップスになって、加熱のムラも少なくなってきれいなチップスに仕上がるのだということを発見していく。
 油を使ったチップスは、ちょっとふんにゃりしてなかなかカリっとしてくれないのだ。油をかけたチップスは鮮やかな黄色で色合いがにくらしいほどきれいで、レンジ窓からふんにゃりしたチップスを眺めながらうまくいくのか心配になってくる。油をかけて試した人のレビューがアマゾンにのっていたのを思い出して、「大丈夫、うまくいく」と心の中で自分を励まして気を持ち直す。
 ひっくり返す作業を繰り返しているうちに、だんだん水分が飛んで堅くなっていることに気付く。この面倒なひっくり返す作業がやはり大事なのだ。チップスらしくうっすら茶色になっているものもある。でも味付けが薄かったので、あわててクレイジーソルトを振り掛ける。レビューにも意見が多いように味がうまくついてくれないのだ。そこで、2回目のジャガイモにもっとたくさんのクレイジーかけてみることにした。
 2回目のジャガイモのスライスは、水分をふき取ってサラダ油をまぶしてあるおかげで変色しないできれいなじゃがいもの色のままだ。少量の芋にクレイジーソルトをたっぷりかけた2回目のチップスはさぞおいしい味だと思ったら期待はずれ。1回目のポテトチップスの方がずっとおいしいのだ。2回目はどっぷりかけた塩と調味料などが熱で変化したせいか、あまりおいしくないのだ。塩味は加熱まえにも強めに味付け、できあがったら熱いうちに駄目もとでたくさんクレイジーソルトをふりかけるチップスがおいしいのではないかと思う。
 それでは最後にノンオイルのチップスと油をかけたチップスの食べたときの感想をちょこっとのせてみよう。油をかけたチップスはさぞ不健康と思ったけれど、意外とヘルシーチップスに仕上がったので驚いた。味は油をつけたものの方がおいしいと思う。ノンオイルのチップスはさぞヘルシーだと思うけれど、そうでもなくて食べた後にやっぱり太りそうな独特のむくむくした感じがあったのでがっかりしたのだ。また今度作るときは、サラダ油を少量まぶしたおいしいチップスを作るだろうな。油をまぶした手作りレンジチップスが結構好きです。

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