2009/09/20

ラナンキュラスを植える

 以前にラナンキュラスを植えたことがあって、西日のあたるベランダで大き目の鉢植えという環境で2年目の冬を越して小さいながらも小粒の花を咲かせた経験をもとに、実家の庭でもラナンキュラスを植えてみました。
 なぜラナンキュラスにこだわるのかというと、開花時期がびっくりするぐらい長くて、花瓶に生けて水揚げが良くなるように切り戻してあげると、2週間ぐらいきれいな花を楽しめます。とても花もちがよいのです。しかも花弁がふんわりとたくさんついていて、薔薇のように優雅で素敵な花です。ラナンキュラスについて調べてみると、花びらに見えるのは花弁ではなく、「がく」が花びらのように変形したものらしいのですが、そのおかげで簡単に散ったりしないでいつまでも素敵な花を楽しませてくれます。風水でもよく登場するお花で、うまく育ったら、花瓶に生けて飾ってと楽しみが一杯の縁起のいいお花なんです。
 写真は、濡れたキチンペーパーに包んで新しいポリ袋に入れ、冷蔵庫で2週間ちょっと休ませて一芽出しと呼ばれる作業をしたものです。生協で10球花色混合で500円だったので、ちょっとお買い得でした。何色が咲くのかは花が咲いてからのお楽しみです。大きくて太った球根もあれば、小さくて弱々しい球根もあります。たいていきれいな花色のものは、そうでないものより弱々しい球根だったり苗だったりするので、大事に扱います。まだ2球芽がでていないものがあったので、ポリ袋とペーパーを取り替えて、冷蔵庫でもう少し寝かしています。使用したペーパーが古くなっていて黄ばんでいたのと、慣れてきた私がちょっと雑になっていたのが影響したのでしょうか。
 植えた場所は、雪が降っても軒の雪が積もらず、家の影になって雪が積もりにくい場所を選びました。近くに母の好きなカサブランカの10年越しの長寿の球根が眠っています。朝日が当たって、西日は当たらない、涼しくて快適な場所です。うまく路地植えが成功したらと思います。1晩降ってすぐに解けてしまう雪なら、大丈夫でしたが我が家ではもう少し長く積もるので冬越しできるかどうかが成功の鍵になりそうです。

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