レンジも早くてホカホカで、ドリアもグラタンもおいしく仕上がると評判の謎の電子レンジを母が借りてきてくれました。見かけないオーブンレンジで、きっと10万円もするような高価な外国製に違いないとまで噂されていたようですが、横についているラベルを見ると「日立オーブンレンジ MRO-EX3」と書いてあります。なんと噂のレンジは国産でした。
ちょっとひょっと拍子抜けですが、たしかにステンレス製でがっしりしていて、レンジの扉の下にはPAMとかいてあるので、横の脇についている製品ラベルをみなくては勘違いしてしまうかもしれません。それに近くの量販店にはおいていないだろうとという立派なレンジ。インターネットで型番を調べてみると、もう現在では手に入らないようで残念ですが、10万円もする高価なものではないようです。
同じシリーズで新しいタイプがあれば家にも欲しいと思っていろいろ調べてみましたが、この型はターンテーブルではなくて、下が平らになっているタイプ。新しいタイプのオーブンレンジはターンテーブルになって仕様が変わっているよう。でも母の話では、このレンジはターンテーブルがなくて広々として使えて、ムラも全然なくてホカホカに温まって優れものだということです。
そこで、この電子レンジをさっそく使ってみました。私の好きな、冷凍たこ焼きを温めてみました。お皿に凍ったたこ焼きをきれいに並べて、とりあえずレンジのボタンを押してみる。このレンジは何ワットで温めるのだろう、とりあえず600wで2分に設定しようと思っていたら、画面に700wと表示される。たこ焼きの袋には500wと600wの設定時間しか書いていないから困ったな、と思いながらレンジのボタンをもう一度押すと500wと切り替わる。何度もボタンを押したけれど、600wの数字は出てこなかったので、500wで2分30秒と袋の表示通りの設定にして、あたためボタンを押してスタート。
できあがったたこ焼きに、いつもどおりにマヨネーズと醤油をミックスしたソースで味付けして鰹節をふりかける。食べるとふんわりしてとてもおいしい。家のレンジだと古くて性能も劣るせいかムラがあって、ちょっぴり温めきれていないところがいつもでてくるけれど、そういうがっかりがなくて、とてもふっくらしている。5個並べたたこ焼きは、どれもムラなくふっくらと仕上がって並べた場所によってちょっぴり冷えているというのがなくて、どのたこ焼きもふっくらとおいしい。大満足。冷凍たこ焼きがこんなにおいしいって幸せ(^o^)
家のレンジのために弁明すると、レンジ機能ってどのレンジもそんなにかわらないんじゃないかって思っていたところがあったりする。一人暮らしで使っていたオーブン・レンジや、バイト先の新品のレンジ、仕事場の安めのレンジ、新しめのターンテーブルなしの夫の家のレンジと比べても、家のレンジはさすがにちょっとムラを感じるかなという程度。おそらくあまり性能にこだわらないばあちゃんが10年前に見た目と値段で選んだものだろうから、多少加熱にムラがあって、まあこんなものかなというぐらいにしか思っていたのだけれど。
この噂のレンジを実際使ってみて、このレンジがやっぱりすごいんじゃないかって実感しました。家のレンジが悪いというよりも、このレンジがすごいんじゃないかって感動です。こんなにムラなくやわらかくふっくらってこのレンジが初めてなのです。この電子レンジなら、レンジケーキもふっくらふんわり作れそうです。
2009/08/29
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