昨日はさらしを庄三郎の布切挟みで切って、マチ針で止めておしめにする途中のものを9枚製作。このさらしが実は私のおしめをつくるための余った布だったので、古くてよれよれだったのをアイロンがけをしてきれいなさらしにする下準備もしていたのでした。
「おしめは絶対布おしめじゃなきゃ」と言い張ってきた母。子育てにまつわる話になったら、おしめの話が必ず出てくる。26歳で結婚して、27歳で私が生まれて、三年後に弟が生まれて…そんな話を聞いただけでお腹がいっぱいになって、子供なんて絶対に作らないと思っていた私。結婚しない若い人たちが多かったり、結婚しても子供を作らない夫婦も増えているときいても、なんだかわかるような気がする。
でも、そんな私がママになるのを楽しんでいる。
私を育てた時の苦労話は、モチベーションが下がるから、お願いだからしないでちょうだいと母に頼んでいる。苦労をするために、子育てをするのではないのだから。きっと、なにか大事な大切なことがあるんじゃないかって思う。
子なしの夫婦のままで、終わらせちゃいけないなって思う。きっとそれは、祖父母や両親の影響なのだろう。でもそれは、じいちゃんとばあちゃんがそうだったから、とうさんとかあさんがそうしたから、わたしもそうしなくちゃいけないというような、義務みたいなものじゃないのだろう。無理して結婚子育てするものじゃないし、絶対そうしなくちゃいけないものだとしたら、息がつまるし、全然面白くもないじゃない。でも、そうじゃないくて、そうしたくないと思う人はそういう人生もあるのだけれど、私はそうじゃないみたいで、子供がいない夫婦になるのは寂しいと思うのだ。
家にあった古いさらしをきれいに伸ばして、家にあるミシンでおしめを縫って、おしめを作ろう。そして洗濯は蓋付のバケツを二つ用意して、重曹とクエン酸で洗おう。そんなささやかな努力で、子供を育てるためにできることをもっと増やせたらいいなってささやかな希望をもっている。そして、レンジでケーキやプリンを作ったり、フライパンでお菓子を作ったり、一緒にピアノを弾いたり、バトミントンをしたりしたいな。勉強机は座りやすいものを買ってあげられたらいいなって思うんです。ママになるっていいね。きっと私は、ママになるのを楽しんでいるんだ。
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