2009/08/31

家のレンジでチンしてチップスをつくる

 昨日は噂のレンジを使ってバナナケーキを作ってみたけれど、やっぱりベーキングパウダーに問題があるらしく、噂のレンジを使っても私の期待通りのふんわりケーキにはならなかった。母は、私がレモン汁の代わりにクエン酸を使ったからだと言っているが、私はベーキングパウダーの方かな、と思っている。
 母が想像するには、「クエン酸は分解する働きがあるから、全部分解してしまって膨らむわけがない…」などと言ってすべてクエン酸のせいになってしまっている。さすがに、少しは膨らみが減少してしまうかな、と感じている。やっぱりお菓子ってデリケートで難しい(ToT)
私の期待はすっかり裏切られてしまったバナナケーキだけれど、家族からはおいしいと意外と講評。でもわたしは記事を書く気持ちにさえなれない。

そして断水してしまっているにもかかわらず、家のレンジでチンしてチップスをためしている。台所の奥に、チンしてチップスのキットが隠れているのを発見して、いつか試してみようと思っていたけれど、気がのらないでいたのだ。アマゾンでみているととても欲しくなってしまうけれど、もっと欲を言うと24枚チップスを作れるチンしてチップスよりも、28枚つくれるモチアミ&チップスメーカーの方がいいな、などと思って迷っていたのだ。なぜか家にそのキットがあると急に興味が失せてしまうのはなんでだろう。

でも昨日のバナナケーキの失敗のせいか、ポテトチップスが食べたくなり、さっそくチンしてチップスに挑戦。どうせうまくできないだろうと考えて誰も作っていなかったのが、スライサーには保護シールがくっついたままだ。断水なので作りにくかったが、ジャガイモは外の川水で泥を落として、やかんに残った水で容器とジャガイモをもう一度を洗い、さっそく準備開始。アマゾンでは24枚しかチップスが作れないという不満が多かったので、あまり大きくない中ぐらいのジャガイモを選ぶ。

スライサーでおそるおそるスライスすると、厚みがちょうどいい感じ。昔自家製チップスを作ろうとスライサーでスライスすると、薄くなりすぎてヘロヘロしていた嫌な記憶があるけれど、ほどよい厚みで理想的なチップスができそうな感じにスライスできる。普通のスライスだったら、もっと薄くて100枚ぐらいチップスをスライスしてしまいそうだが、このスライサーならうまくいきそうな予感と思って、24枚数を数えながら慎重にスライスしていく。

スライスしたジャガイモは、おそらく変色して紫色になるので、急いでキッチンペーパーで水気をふき取る。そしてあらかじめクレイジーソルトで味付けして、大きくきれいにスライスできたものからキットに順番に並べていく。24枚セットしたところで、グラムを測るとイモの重さはおよそ100gと少し。でも110gには足りない。説明書を読むと、100gのジャガイモは500wで8分加熱と書いてある。アマゾンのコメントで、途中で上下を入れ替えたらいいという意見が多かったので、とりあえず4分加熱。ひっくり返そうと思ったら、まだちょっと足りないので、1分30秒追加する。でもまだ足りないので、1分30秒を追加。上下ひっくり返して、さらに3分加熱。途中で作っていてわかったのだけれど、上の方がカリカリするのかと思ったけれど、上は蒸気で少しふやけて、下のほうがパリッとするようだ。

加熱が終わってレンジから出てきたチップスは、始めのイモよりけっこう縮んでいる。でも、きれいにうっすら茶色になって、ほどよい色合いでまあいいんじゃないかと満足。家でなんとかチップスを作ろうとスライスして油で揚げたときとくらべると、ずっとチップスらしい。しかも簡単。最後にクレイジーソルトをもう一度軽くかける。

味付けは、けっこう薄味に仕上がってヘルシーで、こんなに簡単にできてこれだけの味(始めにクレイジーソルトで軽く味付けしておいてよかった)と食感だったら大満足。妊婦なのでチップスをバリバリ食べないようにしていて、(しょっぱいからむくむし、太るし…)でも、このチップスなら安心して食べられる。油を使っていないっていうことを考えたら、もっとポイント高いかもしれない。

私の場合家にキットを発見して作ったので二重丸だけれど、ポテトチップスを食べたくてこれを買って作るとどう感じるだろうるかなって思うとちょっと難しい。ヘルシーなチップスをどうしても作りたいっていう人にはおすすめだけれど、ポテトチップスを食べたくて買った人はちょっと微妙かもしれない。ところで、このスライサーの厚みがほどよくて気に入ったので、このスライサーを使ってスライスして、油で揚げて自家製オリジナルチップスっていうのはどうだろう。あるいは、油を軽くまぶしてレンジで加熱してみるとか…今度試してみよう。

2009/08/29

噂のオーブンレンジが我が家に登場

 レンジも早くてホカホカで、ドリアもグラタンもおいしく仕上がると評判の謎の電子レンジを母が借りてきてくれました。見かけないオーブンレンジで、きっと10万円もするような高価な外国製に違いないとまで噂されていたようですが、横についているラベルを見ると「日立オーブンレンジ MRO-EX3」と書いてあります。なんと噂のレンジは国産でした。
 ちょっとひょっと拍子抜けですが、たしかにステンレス製でがっしりしていて、レンジの扉の下にはPAMとかいてあるので、横の脇についている製品ラベルをみなくては勘違いしてしまうかもしれません。それに近くの量販店にはおいていないだろうとという立派なレンジ。インターネットで型番を調べてみると、もう現在では手に入らないようで残念ですが、10万円もする高価なものではないようです。
 同じシリーズで新しいタイプがあれば家にも欲しいと思っていろいろ調べてみましたが、この型はターンテーブルではなくて、下が平らになっているタイプ。新しいタイプのオーブンレンジはターンテーブルになって仕様が変わっているよう。でも母の話では、このレンジはターンテーブルがなくて広々として使えて、ムラも全然なくてホカホカに温まって優れものだということです。
 そこで、この電子レンジをさっそく使ってみました。私の好きな、冷凍たこ焼きを温めてみました。お皿に凍ったたこ焼きをきれいに並べて、とりあえずレンジのボタンを押してみる。このレンジは何ワットで温めるのだろう、とりあえず600wで2分に設定しようと思っていたら、画面に700wと表示される。たこ焼きの袋には500wと600wの設定時間しか書いていないから困ったな、と思いながらレンジのボタンをもう一度押すと500wと切り替わる。何度もボタンを押したけれど、600wの数字は出てこなかったので、500wで2分30秒と袋の表示通りの設定にして、あたためボタンを押してスタート。
 できあがったたこ焼きに、いつもどおりにマヨネーズと醤油をミックスしたソースで味付けして鰹節をふりかける。食べるとふんわりしてとてもおいしい。家のレンジだと古くて性能も劣るせいかムラがあって、ちょっぴり温めきれていないところがいつもでてくるけれど、そういうがっかりがなくて、とてもふっくらしている。5個並べたたこ焼きは、どれもムラなくふっくらと仕上がって並べた場所によってちょっぴり冷えているというのがなくて、どのたこ焼きもふっくらとおいしい。大満足。冷凍たこ焼きがこんなにおいしいって幸せ(^o^)
 家のレンジのために弁明すると、レンジ機能ってどのレンジもそんなにかわらないんじゃないかって思っていたところがあったりする。一人暮らしで使っていたオーブン・レンジや、バイト先の新品のレンジ、仕事場の安めのレンジ、新しめのターンテーブルなしの夫の家のレンジと比べても、家のレンジはさすがにちょっとムラを感じるかなという程度。おそらくあまり性能にこだわらないばあちゃんが10年前に見た目と値段で選んだものだろうから、多少加熱にムラがあって、まあこんなものかなというぐらいにしか思っていたのだけれど。
 この噂のレンジを実際使ってみて、このレンジがやっぱりすごいんじゃないかって実感しました。家のレンジが悪いというよりも、このレンジがすごいんじゃないかって感動です。こんなにムラなくやわらかくふっくらってこのレンジが初めてなのです。この電子レンジなら、レンジケーキもふっくらふんわり作れそうです。
 

レンジケーキが膨らまない

おいしいお料理が簡単に作れるレシピを見つけるのが得意な私、そのおかげで、手料理をほめてもらえることもあります。でもお菓子作りは子供の頃にクッキーやケーキに挑戦したときに家のオーブンレンジでは上手に焼けないことがわかって、ずっとあきらめていました。そんなわたしですが、子供が生まれたら子供に作ってあげたいなっていう気持ちで、レンジケーキなら試してみようかって再び挑戦しています。レンジケーキなら、電気代もあまりかからなくて、上手に作れるようになったら、家にある材料で簡単においしいケーキが食べられて重宝するかなって期待も大きかったのです。

レンジdeしぃ~っとり♪のバナナケーキ by きっき
きっかけ:家族はケーキが好きで休日の朝食に生協のケーキを食べたりしている。私が代わりバナナケーキを作って、家族を喜ばそう。レンジケーキ作りの練習に。

レシピを選んだ理由:メレンゲを作る手間がかかるが、きっとふんわり仕上がって、おいしいケーキになるだろうと予想。

結果:メレンゲ効果もむなしく、ぺしゃっとしている。父はおいしいと言ってくれていたが、もっとふんわりしたケーキになるばずだった。

問題点:薄力粉がなかったので、中力粉を使用。しかしそれも最後の大さじ1分足りなくて、強力粉を使用。また、レンジ500Wで5分に設定して1分減らして加熱する。4分まで加熱したところで、ふんわり膨らんでいるのがレンジ窓から見られたが、その後ややしぼみはじめたので、加熱しすぎ?

感想:レンジの加熱時間を短くしてもう一度作ろうという気持ちにはとてもなれなかった。一度失敗すると、作る気持ちがでなくなってしまう。
母に聞いてみると、家の電子レンジは古い(約10年前)し、性能も高くないので家の電子レンジではできないのではないかということ。母がレンジケーキを作ったときも、はじめはふんわりしたけれど、ペッシャとつぶれてしまったということだ。職場にあるオーブン・レンジはすごく優れていて、アルミ箔に入ったグラタンもボタンを押すだけでおいしくできるし、「家にあるレンジとは違って、すごくおいしくできる」と皆が口々に言うほど性能が良いらしい。お店では見かけないもので、きっと高価な外国製なのだろうと想像されている。
そんなレンジがあればうまく作れそうだけれど、家のレンジはなんでできないのだろう。レンジケーキも意外と難しい。

早い・簡単・美味しい☆レンジケーキ☆ by nokko.t

きっかけ:台所で賞味期限内の重曹を発見。膨らまし粉としての使用もできるということから、ベーキングパウダーの代わりに使えるのではないかと想像。

予想:ベーキングパウダーが古いのが膨らまなかった原因なのかもしれないから、消費期限内の重曹を使えばきっとうまく膨らむはずだ。もっと簡単なケーキを作って、家のレンジでは本当に作れないのか実験。

結果:膨らんだけれど、苦味があって黄ばみがある。また強力粉を使用したためか、膨らみからが荒いような感じ。またココアの代わりにメープルシロップを使ってしまった。重曹の苦味を消すにはもっと甘みの強いものが必要らしく、メープルシロップでは苦味が消えない。まだココアの方がいいのではと想像。

感想:新しいベーキングパウダーと薄力粉が必要なんだと実感。ベーキングパウダーも購入するなら、インターネットで見つけた、アルミニウムフリーのラムフォード・ベーキングパウダーがいいなと思う。購入すると送料もかかるし、なかなか気がのらないけれど、そのうち試してみたい。

2009/08/28

ママになるのを楽しんでいる私

昨日はさらしを庄三郎の布切挟みで切って、マチ針で止めておしめにする途中のものを9枚製作。このさらしが実は私のおしめをつくるための余った布だったので、古くてよれよれだったのをアイロンがけをしてきれいなさらしにする下準備もしていたのでした。

「おしめは絶対布おしめじゃなきゃ」と言い張ってきた母。子育てにまつわる話になったら、おしめの話が必ず出てくる。26歳で結婚して、27歳で私が生まれて、三年後に弟が生まれて…そんな話を聞いただけでお腹がいっぱいになって、子供なんて絶対に作らないと思っていた私。結婚しない若い人たちが多かったり、結婚しても子供を作らない夫婦も増えているときいても、なんだかわかるような気がする。

でも、そんな私がママになるのを楽しんでいる。

私を育てた時の苦労話は、モチベーションが下がるから、お願いだからしないでちょうだいと母に頼んでいる。苦労をするために、子育てをするのではないのだから。きっと、なにか大事な大切なことがあるんじゃないかって思う。

子なしの夫婦のままで、終わらせちゃいけないなって思う。きっとそれは、祖父母や両親の影響なのだろう。でもそれは、じいちゃんとばあちゃんがそうだったから、とうさんとかあさんがそうしたから、わたしもそうしなくちゃいけないというような、義務みたいなものじゃないのだろう。無理して結婚子育てするものじゃないし、絶対そうしなくちゃいけないものだとしたら、息がつまるし、全然面白くもないじゃない。でも、そうじゃないくて、そうしたくないと思う人はそういう人生もあるのだけれど、私はそうじゃないみたいで、子供がいない夫婦になるのは寂しいと思うのだ。

家にあった古いさらしをきれいに伸ばして、家にあるミシンでおしめを縫って、おしめを作ろう。そして洗濯は蓋付のバケツを二つ用意して、重曹とクエン酸で洗おう。そんなささやかな努力で、子供を育てるためにできることをもっと増やせたらいいなってささやかな希望をもっている。そして、レンジでケーキやプリンを作ったり、フライパンでお菓子を作ったり、一緒にピアノを弾いたり、バトミントンをしたりしたいな。勉強机は座りやすいものを買ってあげられたらいいなって思うんです。ママになるっていいね。きっと私は、ママになるのを楽しんでいるんだ。