2009/10/05

じいちゃんの秘密兵器、油粕

野菜作りの得意だった祖父の秘密兵器は油粕です。水に浸して発酵させて、それを土に混ぜるそうです。祖父は土作りにこだわりがあって、とれた野菜はとてもとても大きくて、とてもとてもおいしい野菜でした。祖父がいなくなった今は、私が代わりにおいしい野菜を作ろうと思います。

畑の土がやせているので、なかなか思うようにおいしい野菜にはなりません。努力が必要だそうです。水に浸した油粕も、口で言うのは簡単ですが、実際にやってみるとなかなか大変なものです。水に浸さないものを混ぜたりもしましたが、水に浸して発酵させたものの方が野菜が良く育ちます。発酵させるまえの油粕は、粉ぬかのように茶色をしています。その袋ごと外に持っていったら、はじめはぬか床のようになり、それが腐ったもののようになり、日によって雨を含んで膨らんだり、発酵して3倍ぐらいに肥大化していました。最終的には、真っ黒になりました。やぶれた袋からでてきた黒いかすは乾燥していて、それほどにおいもありませんでした。それをこぼれから発芽したミニトマトの小さな芽にあげたところ、大きく育って花が咲いています。

現在、油粕はつぼにいれて、木の蓋をしてあります。ちょうどまだ発酵していた頃の油粕の袋を父が移動させたところ、破れた穴からでてきた発酵した油粕が恐ろしく臭くて、ほんの少しでも服や手につくと洗っても落ちないということがありました。これは武器じゃないかというような強烈な臭気です。そのころは肥料の効果も強くて、近くの草が2倍3倍とお化けのように成長していました。

黒くなった現在の状態の油粕にも、破れた袋からアメリカミズアブの幼虫とおもわれる、ウジのようなおぞましい生物がいます。つぼに入れて、上から雑草をいれています。家庭のコンポストにもこの幼虫が住み着いていますが、むしった草をたくさん入れてかぶせるようにすると、この虫の活動が弱まって臭いも弱くなったので、このつぼの中にも入れて試しています。草も肥料になるので、ちょうどよさそうです。木で蓋もしたので、新しくタマゴを産み付けられる心配もなくなりました。周りに黒いアメリカミズアブの成虫も来ていないので、入れ替えてよかったようです。つぼに入れ替えたので、油粕を取り出すのが楽になりました。蓋を開けるのは勇気が要りますが、おいしい野菜を作るためには「努力」なのだそうですから頑張らなくてはいけません。コンポストの堆肥や、木の葉や野菜の堆肥なども試しましたが、発酵した油粕の方が少量で効果があります。母が睡蓮を育てていたつぼを貸してくれて、素敵なつぼに油粕を入れることができました。漬物用のプラスチックの容器なども考えましたが、この塗装が塗られたつぼが一番素敵で使いやすいです。新しく購入すると安いつぼでも高価なので、家にあるもので、ちょうどいいものが見つかってとてもラッキーです。このつぼを使うと、この大変な作業も頑張れそうです。

きぬ玉葱の芽がでました。

9月29日に種まきをしていたきぬ玉葱。このときは固定種をしらなくて、F1のたまねぎの種を購入してしまっていました。
しかも種をまこうとしたら、畝をつくったり、発芽まで乾燥させないための新聞と混じってしまったらしく、肝心の種をなくすというハプニングが続く。
運良く種が傘の中からでてきて、無事種をまくことが出来たのです。一袋400円ぐらいするので、種にしてはちょっと高いかもしれません。もう少しだせば、生協でダンボールに一箱分のおいしいたまねぎを買うことができるので、種を買って育てるって、うまく育てないと損をしてしまうというということにもなりかねないのです。今回は、育てる前に種をなくすということになって、種がでてくるまでひどく落ち込んでいました。



種を蒔いた翌日から雨がたくさん降って、曇りの日も多かったので、無事発芽していました。発芽までかぶせておくはずの新聞紙は、とけてしまってそのままになっています。畝には水でふやかした油粕がまぜてあって、有機肥料で育てます。F1の種なので種取りようには向かないけれど品質のいいおいしいたまねぎがとれるのかな、とちょっと期待です。

2009/10/04

小男鹿(さおじか)

「さおじか」という四国のお菓子です。伯母が遊びに来てくれた時に持ってきてくれました。名前を聞いた時は、なんだかイメージがつきませんでしたが、字を見て、お菓子を見て、母と伯母の説明を聞いて、小鹿の背中の模様がイメージされているのかなと思いました。ふんわり、もちっとしておいしいお菓子です。ちょっといかめしい感じの包装ですが、なかなかおいしくて、ちょっとやみつきになりそうなお菓子です。まだまだ幼い鹿さんでしょうか。ちょっとイメージを変えると、こじかのバンビだったりするかもしれません。

カリンジャムを作りたい

おいしいカリンジャムを作るには、完熟したカリンを使うらしい。カリンジャムについてインターネットで調べていると、渋くないおいしいカリンジャムを作るのはなかなか難しいようだ。はじめはレシピによって決まるのだろうか、と思ったりしていたが、カリンジャムの場合はカリンによって決まるのかもしれない。それでも、いろいろ調べているうちに、パパイアのような完熟カリンの実まで入れるジャムの作り方と、ミキサーを使ったりこしたりしてペースト状にするタイプ、実は使用しないでジュースやエキスなどをつくって煮詰めるタイプの3種類があるように思いました。そして、作り方によって多少カリンの熟し方でレシピを決めたり、たくさんカリンがあるときで作り方を変えたり、収穫したカリンにあったレシピを選ぶ必要あるのではないか思いました。

1、選りすぐりの完熟カリンを使う、カリンの実まで入れるジャム
 ・花梨ジャム作り(カリンのジャム)品評会で1級品の完熟カリン15個のうち、選りすぐり8個で作るジャム
細切りにした実の中までオレンジ色で、まるでパパイアの様なカリン。とてもおいしそうなジャム。
 ・かりんシロップ(ジャム):レオン亭 by レオン亭「まっ黄色で香りの高いかりんを使いました。完熟だった」そうです。写真ではパパイアのような濃いオレンジ色をしている。
 ・花梨を使って~花梨(カリン)ジャムの作り方/ シフォンケーキ王国!
皮が山吹色の完熟カリン。中も薄いオレンジ色。
 ・かりんジャムの作り方:暮らしの息吹中まで黄色の完熟カリン
 ・花梨ジャム: Sweet kitchen洋梨みたいな色のカリン。スライスした実も使う。ジャムはとてもおいしそうだが、少し渋いそう。


2、完熟カリンで、ミキサーなどでこしたりして作るペーストタイプのジャム
 ・カリンジャム
皮が黄色く、実もほんのり黄色の完熟カリンを使って、煮汁と果肉の2種類のジャムを作る
 ・merci!: かりんジャムを作りました。
スーパーで購入したカリンを紅玉と一緒に並べて追熟させたものを使う。写真では洋梨ぐらい
 ・今年もカリンジャム: ナベショーのシニアーライフ箱一杯にとれた完熟カリンから4個選んで作る。
かぼちゃのように中身も黄色い。

2-1、カリンがまだ熟していないと渋いジャムになるようだ
 ・かりんのジャム - またたびダイアリスーパーで購入した大きくて立派なカリン 青いパパイヤのよう 水にさらして作っても渋かったそうなので、カリンジャムは難しいようだ。


3、カリンエキスやカリンジュースなどにして、実は捨てて汁だけで作る赤いジャム
 ・カリンジャムの作り方1.3kgのたくさんのかりんを使う。黄色と少し青めのかりんも混ざっている。
 ・カリンのエキスで作った真っ赤なジャムリンクをたどると、完熟カリンの写真が表示される。カリンを水でさらして作っている。煮汁もこしてエキスだけで作る。
 ・カリンジャム - 布オムツとこだわり育児日記
皮が山吹色のカリン 中も薄くオレンジ色。


そのほかに、長時間煮込むタイプのカリンジャムも見つけた。
4、長時間煮込むジャム
 ・カリンジャム 今月の視点/日本の風土に合った食文化築地で購入した3.2kgのカリンを使う。 実も入れて4時間煮込む
 ・かりんジャムの作り方(12月3日)洋梨のようなカリン。大量のカリンを使う。実も入れて3~4時間煮込む

いろいろな熟し方のカリンジャムといろいろな作り方を見て、どのぐらい熟したカリンでどんなジャムの作り方をしたらいいのか少し見えてきたような気がします。我が家ではカリン酒の人気がないので、完熟カリンを使ってジャムを作る予定なのですが、成功した例もそうでない例もとても興味深く見させてもらいました。左上の写真は、熟す前に落ちてしまった青いカリンと、枝が折れそうなので収穫してしまった黄色いカリンです。おいしいカリンジャムを作る時は、写真に出てくるような完熟カリンになるまで待って、おんなじような作り方をするのが、カリンジャムの成功の秘訣かな。

聖護院かぶらの種をまく

 久しぶりに故郷に帰ってきて、まず思い立ったのは、休耕田を私の畑にしてしまおうということだった。はじめはワイルドフラワーを植えて雑草だらけの畑をお花畑にしようという試みだったのが、だんだん野菜も植えてみようというふうになっていったのだ。
 家の野菜の多くは祖母が苗を買って作っていて、たくさん取れるので特に野菜を作らなきゃいけないっていうのはなかったので、食べたい野菜を作ればいいという程度。なので、自家採種やこぼれ種からミニトマトを作って、たくさんとれたらミートソースにしたりして利用しようと考えていた。
 はじめは、自家採種をしてすぐれた種を選んでいけば、その土地にあった野菜になるなんていう記事を見つけてその気になっていたのだ。でも、そうかもしれないけれど、それを繰り返していくと病気になったりして、苦労の割りに成果が得られないという話も聞いていた。実際母方の祖母は、種をとってよく家先に乾かして種とりをしていたのだ。でも、うまく実がならないこともあったようで、種は買った方がいいと教訓のように思っていたのだ。実際自分で作ってみて、種があんまり良くないせいで実がならないとかなりがっかりするものだ。肥料を入れて、畝を作って草もとって…でも実がよくならないかもしれないと思うとかなり辛いのだ。

でも、自家採種の種で繰り返し野菜を作って、その土地の野菜を作っている人もいるらしいということがわかって、その人たちはどうしてうまくやっているのだろうと思っていた。自家採種についてしらべていると、そのうちに「固定種」というものがあることがわかったのだ。
 ・固定種・原種・在来種(何代にも渡って受け継がれてきた種)
 ・固定種をつくろう自家ダネをとろう
固定種というものを知って、そんな種がほしくなったのだ。そして、固定種はどんな野菜なのか、何処で売られているのかなどど調べていた。

 いろいろ書いていくと長くなってしまうが、どうやら聖護院かぶらも固定種らしい。中には品種改良された野菜たちと対等に肩を並べている野菜たちがいる。この種は古くなった種を祖母からもらったときに袋の中に入っていたものだ。母がお正月に聖護院かぶらを使った料理をするからといって、もう数年前に家で栽培したときの種の残りだ。聖護院かぶらが固定種だとは知らなかった。たぶんこの種もそうなのだと思う。この種が固定種だと知って、こんなすごい野菜を作ってきた昔の人たちに驚かされた。
 お正月のお料理用に、さっそく聖護院かぶらの種をまいた。

タイムの種まき

タイムの種も記念に撮影。トーホクタイムの種。以前もこの種を購入して、ベランダで育てていた。そのときは東京でほとんど冬に雨が降らず、乾燥気味の気候だったのでタイムには適していたようだった。でも、種まきの仕方がよくなかったのか、一袋まいて2本のタイムしか出てこなかった。
 どこにでも売っているハーブの種だけれど、まだ免許を取得中で車はまだ乗れないし、近くのホームセンターでいつも売っているのかわからないので、インターネットで購入。楽天のIvyというお店で購入。偶然だけれど、たまたまこのお店で2回利用している。なんとなくお店の雰囲気が好きなのと、種ならメール便で送ってもらえるので便利です。本当は気に入ったタイムの苗をホームセンターで買うのが一番いいのだけれど、置いてなかったので種からの栽培に挑戦です。

今回は以前植えたときの反省を生かして、袋の後ろの説明の通りに植えてみます。下から水を吸い上げさせて小さな種が流れてしまわないようにしなくてはいけないそうです。タマゴのパックを利用して、下から水を吸い上げて工夫をしています。私が植えようと思った鉢は大きすぎてちょうどいい受け皿がなかったので、タマゴのパックであらかじめ発芽させて植え替えることにします。発芽までは新聞をかけておくことにしました。冬の積雪は苦手のようなので、冬は雪がかからない場所に移動させる予定です。

2009/10/03

中秋の名月

今日は中秋の名月ということで、母がお月見の団子を買ってきました。中秋の名月とは今日だということをすっかり忘れていました。

写真は夕方取ったものです。畑を見に行ったり、庭木の手入れをしていたところ、きれいなまん丸の月が空に浮かんでいました。夜になってもっときれいにみられるだろうと期待していたら、雲がたくさんでてきて、雲の間からときどき見えるだけで、なんだか寂しかったです。
月を見ながらお月見の団子を食べたらさぞおいしいだろうと思って期待していましたが、雲の間の満月を眺めるのでは、あまり雰囲気がでません。それよりも、今日は中秋の名月だといってその気になって団子だけ食べているほうがおいしかったりして。私って「月より団子」なんだなぁと思いました。おいしいお月見の団子があれば、月があんまり見られなくっても、「あんまり月がみられなかったよぉ~」と家族とおしゃべりしながら食べるやわらか団子がおいしいのです。お月見の団子はこうじゃなくっちゃという団子があれば、満足☆満足☆

 こうやって月の写真をブログに載せてみると、月もやっぱり必要だなと思いなおしたりします。きっとインターネットで検索すると、きれいな名月の写真を簡単にみることが出来るでしょう。でも、自分の目で見た月って、写真よりもっときれいだった。この写真の右端にもよく見るとちゃんとススキも映っていて、月とススキも楽しめたのです。夕方見た月は、偶然だったけれどいいものをみられたなぁと思っていました。





 そんなことを記事につらつらと書いていると、なんと中秋の名月が見られると母の呼ぶ声がしてきました。空をみると、さっきの雲はどこかに消え、くっきりと月が空に浮かんでいます。安心して空を眺めていられます。名月を見ながら、お月見団子を食べてみました。本当の月は、もっと表情があって、月の中に青白い模様のようなものが見えて…やわらかい団子に比べると、ちょっぴり冷たい感じ。まんまるい満月に見立てたふっくらした団子を食べると、なんとも言えない満足感。やっぱり満月を見ながらの団子は最高です。
母はちょっとこだわりの団子を買って来たようです。パッケージの裏には、立山町、榎木屋とかいてありました。いかにもお月見の団子という感じです。覚えておこう。本当はお皿に並べて、ススキも横に飾って、満月を背景に望むともっと最高なんだけれどなぁ。今年はお月見に団子があって、近くにススキも咲いていてかなりラッキーです。団子はおいしくてやわらかいうちにいただいてしまいました(^o^)